『週刊ダイヤモンド』誌に当社掲載いただきました!


2023年7月24日(月)発売の『週刊ダイヤモンド』誌 2023年7月29日版に当社掲載いただきます!

ダイヤモンド経営者倶楽部の会員企業Close up ページに取り上げて頂いております。

もし宜しければご覧くださいませ。


当社の会社創立は1955年1月、会社設立は1971年9月、当社は8月末が決算期なのですが、
もうすぐ会社設立から52期目を終えようとしています。

電気料金をはじめとするあらゆる出費額も増額しているのですが、足元の売上は順調に増加しており、
あれよあれよという間に過去最高売上を更新できるかどうか、というところまで迫っております。

売上を増やすという事はご依頼を頂く取引先様があってこそ、なにがしかのお役立ちの対価
なのだと思います。当たり前のことですが、自社だけで出来ることではありません。
仕入れ先様や自社を含むサプライチェーン全体が良くなるように、サスティナブルな協業関係、
永く良いお付き合いが続けられるように切に願っております。

努力して参りますので、今後とも宜しくお願い致します!


本社E棟へ研削盤7台を移設・設置しました!

6月8日(木)、本社B棟からE棟へ、研削盤7台を移設、搬入・設置しました!

既に稼働している当社E棟は、昨夏に完成した、1日の中での温度変化が非常に少ない恒温棟です。
寸法精度と温度管理には密接な関係があり、更なる高精度追求にどうしても欲しかった、
必須だった環境になります。

移設時の、研削盤が並んだ様子を見てもカッコいい工場になったように感じました。

当社のコア・コンピタンス=ラッピング(鏡面仕上げ)を始めとする精密仕上げ技術 を強化するにあたり、
・それを正しく評価する/評価を可視化する検査工程への設備投資
・最終の仕上げ工程の前工程である機械加工工程への設備投資
をこの10年、コツコツ積み重ねてきました。
お客様に対しても 高精度を合理的に説明できる環境 が積み上がってきていると考えています。

とはいえ、道具や環境だけでは決してありません。不具合も発生しています。
道具は買えば手に入りますが、技術ノウハウや人の手に宿る技能は一朝一夕に手に入るものではありません。
技術と技能は両輪、良いモノを、抜けなく安定的に、生産していけるよう、
また、作るモノが、世の中の課題解決や役に立つものでなければ自己満足に過ぎません。
お客様の要望に合わせたモノづくり道具や環境に恥じないモノづくり を真摯に追求していきます。

今後ともご指導ご愛顧のほど、宜しくお願い致します。

株式会社森川ゲージ製作所
森川正英



新規設備導入!

5月29日(月)、当社本社D棟にM機能付きCNC旋盤の新台が搬入されました!

先日のレイアウト変更時から今回の搬入・設置を折り込んでおり、非常にスムーズに進みました。
据付調整ののち、6月2日(金)に引き渡しとなっております。

同シリーズ6台目、同型機4台目の導入、そのスペックを十分に活かし切れていないと思いますが、
非常に良い機械なのではないかと考えています。

当社を取り巻く外部環境、景況は比較的安定・良好かと思います。非常に恵まれていると思います。
しかし、お客様からの折角のお引き合い・ご要望に対し、まだまだ応えきれておりません。
特に納期面でご迷惑をお掛けしております。

工作機械・測定機器・無人化自動化設備・稼働監視システム等々の設備投資、
そして、社内外での社員教育など、改善・向上すべく取り組んでいます。

十分ではないかもしれませんが、真摯に努力すること、努力を続けることはお約束しますので
今後とも引き続きのご愛顧、宜しくお願い致します!





5月19日、社内教育訓練を行いました!

5月19日(金)、社内教育訓練を行いました!

総務課員を除く生産活動に関わる社員が参加し、訓練用課題を用いての実技訓練です。

当社の考えとしては、
①ものづくりの上での共通言語である『図面を読み取ること』
②『測定により良否判定ができるか』
の2つの基礎技能があれば、生産現場でなんらかの貢献が出来るものと考えています。

一言に『図面を読み取る』と言いましても、様々なレベル・次元があります。
”形が分かる”、という第一段階から、”製作方法を立案できる”、つまりは、図面指示の意図を感じ取り
製品機能を想定し、”工程設計ができる”、さらには、複数考えられる加工方法・作業方法から、
より良いものになるように、より作り易くするための”方法を合理的に追求する”・・・等々の段階が
あろうかと思います。だんだん基礎が積み上がってきており、より実戦に即した内容も入れ込んでいます。

社員各々の習熟段階で、一段上、もう少し、にトライして欲しいと願います。

上に登ろうとすると、その土台部分、つまりは基礎がしっかりしていた方が望ましい。
基礎の習得、すぐに出来ることばかりではありません。誰がやってもある程度の行動量を要します。
繰り返しやっているうちにいつの間にか身に付いていた、というものかもしれません。

四半期ごとの教育訓練の場ですが、”場”の提供を続けて参ります!


テックマイスター・須浪壽氏による実技指導スタート!


『ものづくりマイスター実技指導派遣』制度に申し込み、テックマイスター・須浪壽氏による
実技指導がスタートしました! 2週間毎に約半日、今年度中に20回開催予定です。

当社の今後を担う若手現場リーダー層、もっと上を目指したい・成長したい層を中心に、
これまで当社内でなかなか改善できなかった加工技術上の課題をピックアップし、
アドバイスを頂きながら改善・解決していくことで、実務能力、解決能力UPを狙う活動です。

今回は初回でしたので、顔合わせ・挨拶の場からスタートしましたが、本題に入ると、いきなり目から鱗でした。

当社では技能検定2級以上の有資格者が約60%、技能習得に会社からもバックアップしています。
資格習得へトレーニングを積むことが、基礎能力の習得や日常のルーティン作業を何回やっても同じように、
安定的に良品を作り込む素養を養うことには大いに役立っていると感じます。
ただし、身に付けた基礎を応用していく段階、今まで経験のないこと、原因の分からない課題を分析しながら
糸口を見つけ、切り開いていくこととは、トレーニング方法が若干違っているのかな、成果をあげるためには
これまでと違うインプットが必要
なのかな、との仮説から今回のご指導依頼となりました。

ものづくりには、”これが正解”という決まった答えはなく、解決方法やアポローチも無数にあると思います。
トライする課題が難しければ難しいほど、解決へ意欲を燃やす人種が存在します。
傍目には、何度も失敗して手こずり倒しているように見えていても、本人的に”楽しんで”いる場面見掛けます。

当社の理念は『どなんかするを誇りに どなんかできるを喜びに』というものです。
ちょっと上から見たような物言いになってしまうかもしれませんが、須浪様は間違いなく”こちら側の方”、
大変不躾ながら、かなり近い感覚のお仲間、なのではないかと、勝手ながら考えています。

一人ひとりに知的好奇心があり、自分の考えた解決策が上手くいった、解決策がようやく見つかった、
成果が出た時の達成感、承認欲求、誰しもあるものではないかと考えています。
現場近くで汗をかきながら、各者各様の解決方法をあーでもないこーでもない、と技術談義に花を咲かす、
いつの日か、当社内のどこかに、技術スタッフの集うラボのような場が出来ればと思っています。

今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します!