MGW産シャインマスカット2023



今年は豊作です! 2023年シーズンイン!、収穫が始まっております。
年々レベルがあがっており、粒の大きさ、房の形状、間違いなく過去イチの出来映えです。
『どういう訳で森川ゲージさんがシャインマスカットを???』とよく聞かれますので少々ご説明を・・・
当社氷上工場隣接地にて、駐車用スペースとして取得していたビニルハウスがございます。
徐々に氷上工場から本社工場への生産移管が進み、空きスペースが増えてきていたことから
当社OB・名誉社員が、せっかくのビニルハウスなのでシャインマスカットの栽培をしてみては?
と発案したことがきっかけです。植樹し、そのまま栽培を委託・継続してきています。
(厳密に言うと、会社ではなく、個人名で出荷・販売しております)
当社社員や一部のご関係の方々へ贈ったりもしております。
農作物の出来映えは、一年ごとの一発勝負です。その年の途中でやり直し/リセットはありません。
毎年新たに表面化する課題に対し、その改善策をいかにシーズンオフの間に仕込んでいけるか。
共通する部分もありますが、正直言って、農作業のほうが当社でのものづくりより難しいと認識しています。
スーパーで売っている農作物、どれも見事で綺麗です。
それを当たり前と思ってしまいますが、実際に自分でやってみると、そう簡単ではないことがよく分かります。
自分の手で触れて・やってみて、額に汗して、自信を持って出せるモノしか取り扱わない、
良くも悪くも、当社には創業者から続く”へんこつ”の文化も内有しています。
※「へんこつ」とは方言で、曲がった事が大嫌いな頑固者の事だそうです。
『顧客の期待に応える』
現場現実でのものづくりの難しさも理解した上で、その価値を追求する姿勢
当社のあるべき姿として継承していきたいと思います。
今後ともご指導宜しくお願い致します!
株式会社森川ゲージ製作所
代表取締役 森川正英
『週刊ダイヤモンド』誌に当社掲載いただきました!
2023年7月24日(月)発売の『週刊ダイヤモンド』誌 2023年7月29日版に当社掲載いただきます!
ダイヤモンド経営者倶楽部の会員企業Close up ページに取り上げて頂いております。
もし宜しければご覧くださいませ。
当社の会社創立は1955年1月、会社設立は1971年9月、当社は8月末が決算期なのですが、
もうすぐ会社設立から52期目を終えようとしています。
電気料金をはじめとするあらゆる出費額も増額しているのですが、足元の売上は順調に増加しており、
あれよあれよという間に過去最高売上を更新できるかどうか、というところまで迫っております。
売上を増やすという事はご依頼を頂く取引先様があってこそ、なにがしかのお役立ちの対価
なのだと思います。当たり前のことですが、自社だけで出来ることではありません。
仕入れ先様や自社を含むサプライチェーン全体が良くなるように、サスティナブルな協業関係、
永く良いお付き合いが続けられるように切に願っております。
努力して参りますので、今後とも宜しくお願い致します!
本社E棟へ研削盤7台を移設・設置しました!
6月8日(木)、本社B棟からE棟へ、研削盤7台を移設、搬入・設置しました!
既に稼働している当社E棟は、昨夏に完成した、1日の中での温度変化が非常に少ない恒温棟です。
寸法精度と温度管理には密接な関係があり、更なる高精度追求にどうしても欲しかった、
必須だった環境になります。
移設時の、研削盤が並んだ様子を見てもカッコいい工場になったように感じました。
当社のコア・コンピタンス=ラッピング(鏡面仕上げ)を始めとする精密仕上げ技術 を強化するにあたり、
・それを正しく評価する/評価を可視化する検査工程への設備投資
・最終の仕上げ工程の前工程である機械加工工程への設備投資
をこの10年、コツコツ積み重ねてきました。
お客様に対しても 高精度を合理的に説明できる環境 が積み上がってきていると考えています。
とはいえ、道具や環境だけでは決してありません。不具合も発生しています。
道具は買えば手に入りますが、技術ノウハウや人の手に宿る技能は一朝一夕に手に入るものではありません。
技術と技能は両輪、良いモノを、抜けなく安定的に、生産していけるよう、
また、作るモノが、世の中の課題解決や役に立つものでなければ自己満足に過ぎません。
お客様の要望に合わせたモノづくり、道具や環境に恥じないモノづくり を真摯に追求していきます。
今後ともご指導ご愛顧のほど、宜しくお願い致します。
株式会社森川ゲージ製作所
森川正英

新規設備導入!
5月29日(月)、当社本社D棟にM機能付きCNC旋盤の新台が搬入されました!
先日のレイアウト変更時から今回の搬入・設置を折り込んでおり、非常にスムーズに進みました。
据付調整ののち、6月2日(金)に引き渡しとなっております。
同シリーズ6台目、同型機4台目の導入、そのスペックを十分に活かし切れていないと思いますが、
非常に良い機械なのではないかと考えています。
当社を取り巻く外部環境、景況は比較的安定・良好かと思います。非常に恵まれていると思います。
しかし、お客様からの折角のお引き合い・ご要望に対し、まだまだ応えきれておりません。
特に納期面でご迷惑をお掛けしております。
工作機械・測定機器・無人化自動化設備・稼働監視システム等々の設備投資、
そして、社内外での社員教育など、改善・向上すべく取り組んでいます。
十分ではないかもしれませんが、真摯に努力すること、努力を続けることはお約束しますので
今後とも引き続きのご愛顧、宜しくお願い致します!

5月19日、社内教育訓練を行いました!
5月19日(金)、社内教育訓練を行いました!
総務課員を除く生産活動に関わる社員が参加し、訓練用課題を用いての実技訓練です。
当社の考えとしては、
①ものづくりの上での共通言語である『図面を読み取ること』
②『測定により良否判定ができるか』
の2つの基礎技能があれば、生産現場でなんらかの貢献が出来るものと考えています。
一言に『図面を読み取る』と言いましても、様々なレベル・次元があります。
”形が分かる”、という第一段階から、”製作方法を立案できる”、つまりは、図面指示の意図を感じ取り
製品機能を想定し、”工程設計ができる”、さらには、複数考えられる加工方法・作業方法から、
より良いものになるように、より作り易くするための”方法を合理的に追求する”・・・等々の段階が
あろうかと思います。だんだん基礎が積み上がってきており、より実戦に即した内容も入れ込んでいます。
社員各々の習熟段階で、一段上、もう少し、にトライして欲しいと願います。
上に登ろうとすると、その土台部分、つまりは基礎がしっかりしていた方が望ましい。
基礎の習得、すぐに出来ることばかりではありません。誰がやってもある程度の行動量を要します。
繰り返しやっているうちにいつの間にか身に付いていた、というものかもしれません。
四半期ごとの教育訓練の場ですが、”場”の提供を続けて参ります!