新規CAD/CAM導入、トレーニングスタート!


7月27日より、この度新規導入しましたCADCAMのトレーニングをスタート致しました!
※写真だけでは、みんなでPC画面を眺めているだけにしか見えませんが。

当社の機械加工の内容も、設備仕様・被削材・要求精度、より難しいものへと変化してきています。

機械加工をクリエイティブに。より精度よく、より効率よく、より経済的に。

加工を追究していくうえで必要と判断しての新規導入です。
とはいえ習熟が必要、少々時間もかかりますが・・・志は高く、新たな領域へ挑戦中です!




新規、測定機器導入!


本日、HIAC液中微粒子計を搬入・設置致しました!

当社が主業としている油圧機器においての命題『コンタミ管理』について、
従来からのNAS等級での管理に加え、ISO等級でのコンタミ管理、汚染度測定が可能となります。

作動油などの油剤も、洗浄液などの水溶性液も、粘度・液種を問わず、この1台で。
粒子サイズごとに細かく、内在する不純物をカウントする優れモノ。もちろんPC接続も容易です。

設置後、さっそく操作指導・トレーニングを行いました。新しいコト・モノにトライする、必然的に新たな知識を得ます。
導入機操作上の、全ての表記が英語でも、戸惑っている場合ではありません(笑)。

グローバル化の進む中、当社の管理指標も、よりグローバル・スタンダードへ近づけたい

身の丈に合わせ、少しづつでしかありませんが、環境整備を進めてまいります!



告知:7月20日(木) BKビジネス香川『Next開拓魂』に当社社長が掲載されます!

 既に5月に取材頂いておりましたが、2017年7月20日木曜日分の
『BKビジネス香川』誌の『Next開拓魂』コーナーに当社社長が掲載頂けることとなっております。

ビジネス香川様は、香川県内を中心に毎月第1、第3木曜日に配布されるビジネス情報誌です。

・香川県内の朝日新聞、日本経済新聞朝刊に挟み込み
・高松発羽田行 全日空、日本航空の旅客便に搭載


にて入手可能です。よろしければ、是非ご一読くださいませ!



3DCAD、NCデータコミュニケータ導入!




6月30日、3DCADおよびNCデータコミュニケータを導入・設置いたしました。
そして、本日より操作指導・トレーニングを始めました。

『H28ものづくり補助金:第4次産業革命型』にも採択頂きました、当社のものづくり改革の一環です。
着手したばかりですが、経済産業省製造産業局調査員の方にも霞ヶ関よりご視察頂きました。

ダブっている業務・二度手間となっている業務を削減できないか? 簡素化できないか? 
特定の人に頼っている業務でも、何分の1かだけでも他の人が応援できるようにならないか? 
付加価値の少ないルーチン作業は自動化(できればニンベンのついた自働化)できないか? 
内段取りを外段取り化できないか? 別々に・直列的にしていることを、同時・並列的にできないか?

IoT・AIはじめ、”道具の進化”は目覚しいものがあります。
”道具”を使いこなし、より短時間で効率よく既存業務を行う。人は人らしく、より付加価値の高い業務に・・・
せっかくの活動を成果あるものにするために必要な着眼は、『部分最適≪全体最適』かと考えています。

従来からの、OJTによる社員のスキルアップ活動をベースとしつつも、便利ツールを活用することで、
より短期間でのスキルアップ、また、人の力量だけに依存しない仕組みづくりを目指します。

身の丈に合わせて段階的に、一段一段習熟していければと思います。


当社創業第一号の仕事は『松木庵様釣り鐘の彫刻』 本日お引取り式を行いました!


昭和30年1月、当社は精密仕上げ技術を基に、ゲージの製造から創業しました。
そして今現在は、油圧空圧機器の設計・製造へと第2創業しています。

しかし意外なことに、当社創業第一号の仕事は、『釣り鐘の彫刻』です。
創業当時、「せっかくなので形に残る仕事が良いのでは?」というご支援・お世話を頂き、
三木町田中の松木庵様の釣り鐘に、寄付者のお名前ほか鋳造会社様、『南無阿弥陀仏』などの
文字を彫刻した、というのが当社創業第一号の仕事です。
当社相談役、生え抜きOBなど、創業当初から関わりのあるごく一部の者しか知らなかった、
”森川ゲージあるある”です。

創業者・森川逸三のタガネによる手彫りですが、一文字も、止める・跳ねるといった線一本さえ
間違うことの許されない気の遠くなる緻密な作業、今見ても”恥ずかしくない仕事”なのだと感じます。
何年たってもモノとして形に残る、ものづくりの素晴らしさと怖さを垣間見た気がします。

この度、松木庵・松本様のご好意により、その釣り鐘を当社にお譲り頂けることとなり、
松本様、当社ゆかりの方お立会いのもと、本日お引取り式をさせて頂きました。

世代を超えて大切に管理されてきましたが、いまだ非常にしっかりとしています。
基礎には、がっちりとした石垣を組んでありますが、60年余りの間、手を付けていないそうです。
ひとつひとつの岩はどれも違っており、ひとつとして同じものはありません。しかし組み上がると
堅固な礎となっています。会社や組織においても、それを支える人は一人として同じ人はおらず、
この石垣になぞらえることができるのではないでしょうか?

『始まりがあるから、今がある』これまでの60年間の途方もない積み重ねのうえに今日があります。
当社の始まりとして、大切に展示・保管、語り継いで参ります。

これからの60年がどのように変遷していくのか、想像さえも出来ませんが、当社および当社にご縁のある方々が、なにがしかの形として記憶され継承されていくことを祈念します。
我々も、石垣を支える岩のひとつとして、努力する、ベストを尽くして参りたいと思います。

今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。