新規設備導入!

8月21日、新規設備の搬入・設置を行いました!
多品種少量ながら重要部位・お客様のライン向けリピート品が多い、という当社の特性の中で
当社の機械レパートリーの中では、とことん精度を追及するというより、汎用的で使い回しのよさそうな
ゾーンを狙った設備選定となります。コンパクトながら機内スペースは大きいと思います。
また、今回導入機は ”サーモフレンドリー”を標榜され、評価も高いメーカー製となります。
熱変異による寸法精度への影響は大きく、空調により熱変異を抑えた外部環境下で使用する、
熱による変形量の少ない構造とする、冷ましたり温めたりする機能を持たす、熱変異をセンシングして補正する、
様々に方策はあり、複合の対策がなされていると思いますが、工作機械メーカーによって、
”アンチ熱”を指向するメーカーと、”サーボフレンドリー”を目指すメーカーとがあるように思います。
もちろん、空調によって作業エリアの温度変化を減らす、機械内部も冷却ユニット稼働で熱を持たない、
というのが理想ですが、地球環境に優しい機械加工を考えますと、エネルギー消費の少ない
サーモフレンドリーが望ましい。
当社では工作機械を使っての切削・研削加工、そして人の手による仕上げ、組立調整作業
(モノによっては熟練者の手による研磨仕上げ)と、各々の部品要求精度にあわせ、複数工程にまたがって
仕上げていきます。どういう工程を踏みどの段階でどこまで仕上げるか、製品完成までの方法は無数にあり、
日夜頭を使うノウハウ部分です。その道具である工作機械選びも非常に悩ましいところです。
試行錯誤の量・行動量は努力で出来る事、今後も積極的に、将来づくりのための投資を続けて参ります!
8月19日、社内教育訓練を行いました!

8月19日(土)、土曜の出勤日を利用しまして、社内教育訓練を行いました。
四半期毎の、製造に関わる正社員全員対象の取り組みです。
図面読解、測定の実技テスト、そして今回は、より実戦に近い基礎知識ということで
パイプ形状ワークの内径・外径仕上げ代、たわみ、真円度の測定方法などについて
ペーパーテストを行いました。
努力すれば、基礎技能は誰でも身に付けることが出来ると考えています。
とはいえ、実際の業務で活きるものにするのは、基本的な考え方をベースに
若干のアレンジ、いわゆる応用が必要になるかと思います。
企画側としましても、せっかく身に付けた知識、取り組んだ事が実務力UPにつながり、
成長実感を伴うものであって欲しい、それには、実戦を見据えたスパーリング、実戦を想定した
練習試合の場があった方が良いのではないか。教育訓練内容も実務に近いものに、と考えました。
一人ひとり習熟の段階は違いますが、一段一段積み上がって欲しいと願います!
8月10日夏季賞与&臨時賞与支給式実施、8月16日より夏季休暇明け始動してます。


8月10日、夏季賞与支給式を行いました!
当社は8月末決算ですが、今期目標1ヶ月前倒し達成、目標達成に対する臨時賞与も支給されました。
また、贈答としてお米2銘柄合計4kg、MGW産シャインマスカットも全社員に配布されました。
様々なモノが値上り中の昨今、日本人の主食・お米の価格はむしろ下がっていることをご存じでしょうか?
配られたお米は、福井県産『いちほまれ』、石川県産『夢ごこち』
どちらのブランドにもそれぞれに誕生秘話やストーリーがあり、どちらも非常に特徴あるお米です。
今回も、オコメールのくりや様にお世話になりました。
当社、8月16日より夏季休暇明け、再始動しております。
高負荷での操業が続いています。大変ありがたいことです。
どんなに忙しくとも、仕事の質に関して、妥協することなく意識高く取り組んで参ります。
ご愛顧の皆様、今後とも宜しくお願い致します!
MGW産シャインマスカット2023



今年は豊作です! 2023年シーズンイン!、収穫が始まっております。
年々レベルがあがっており、粒の大きさ、房の形状、間違いなく過去イチの出来映えです。
『どういう訳で森川ゲージさんがシャインマスカットを???』とよく聞かれますので少々ご説明を・・・
当社氷上工場隣接地にて、駐車用スペースとして取得していたビニルハウスがございます。
徐々に氷上工場から本社工場への生産移管が進み、空きスペースが増えてきていたことから
当社OB・名誉社員が、せっかくのビニルハウスなのでシャインマスカットの栽培をしてみては?
と発案したことがきっかけです。植樹し、そのまま栽培を委託・継続してきています。
(厳密に言うと、会社ではなく、個人名で出荷・販売しております)
当社社員や一部のご関係の方々へ贈ったりもしております。
農作物の出来映えは、一年ごとの一発勝負です。その年の途中でやり直し/リセットはありません。
毎年新たに表面化する課題に対し、その改善策をいかにシーズンオフの間に仕込んでいけるか。
共通する部分もありますが、正直言って、農作業のほうが当社でのものづくりより難しいと認識しています。
スーパーで売っている農作物、どれも見事で綺麗です。
それを当たり前と思ってしまいますが、実際に自分でやってみると、そう簡単ではないことがよく分かります。
自分の手で触れて・やってみて、額に汗して、自信を持って出せるモノしか取り扱わない、
良くも悪くも、当社には創業者から続く”へんこつ”の文化も内有しています。
※「へんこつ」とは方言で、曲がった事が大嫌いな頑固者の事だそうです。
『顧客の期待に応える』
現場現実でのものづくりの難しさも理解した上で、その価値を追求する姿勢
当社のあるべき姿として継承していきたいと思います。
今後ともご指導宜しくお願い致します!
株式会社森川ゲージ製作所
代表取締役 森川正英
『週刊ダイヤモンド』誌に当社掲載いただきました!
2023年7月24日(月)発売の『週刊ダイヤモンド』誌 2023年7月29日版に当社掲載いただきます!
ダイヤモンド経営者倶楽部の会員企業Close up ページに取り上げて頂いております。
もし宜しければご覧くださいませ。
当社の会社創立は1955年1月、会社設立は1971年9月、当社は8月末が決算期なのですが、
もうすぐ会社設立から52期目を終えようとしています。
電気料金をはじめとするあらゆる出費額も増額しているのですが、足元の売上は順調に増加しており、
あれよあれよという間に過去最高売上を更新できるかどうか、というところまで迫っております。
売上を増やすという事はご依頼を頂く取引先様があってこそ、なにがしかのお役立ちの対価
なのだと思います。当たり前のことですが、自社だけで出来ることではありません。
仕入れ先様や自社を含むサプライチェーン全体が良くなるように、サスティナブルな協業関係、
永く良いお付き合いが続けられるように切に願っております。
努力して参りますので、今後とも宜しくお願い致します!