"ものづくり補助金”第17次公募に、当社申請が採択されました!

5月20日(月)発表があり、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 第17次公募」
省力化オーダーメイド枠にて、当社申請分が採択されました!

公表された当社事業タイトルは『協働ロボットを活用した革新的完全自動加工システムの構築』です。
採択件数は全国で185件、四国で11件、うち香川県3件・愛媛県7件・高知県1件・徳島県は0 と狭き門でした。

当社が具体的に取り組む内容は、
①新設工作機械と協働ロボットをつなぎ、無人自動運転・連続加工化にトライ
②既存工作機械と協働ロボットを後付けでつなぎ、無人自動運転・連続加工にトライ
③現場稼働監視システムRemcesの全社展開、現場各機器の稼働状況や電力使用量の見える化
になります。


人手不足の進む日本において、省力化、無人化自動化(自働化)というのは非常に大きなテーマです。

特に人手不足感の強い地方の中小企業、潜在的には省力化需要が大きいものの、
一般に、中小企業ほど少品種量産ではなく多品種少量生産が多く、
段取り替え作業やオペレータ個々が目で見て微調整を要す作業ウエートも高いと思います。

無人化自動化への難易度がまず高い。投資対効果を考えると初期費用諸々割高つまり高価になりがち。
さらに、個別案件としては小粒で、機械メーカーやロボットメーカー、自動機メーカーが
商売としてあまり乗ってきてくれない、という苦しい状況です。
今回、その会社個々の需要に合わせたオーダーメイド枠設定、非常にありがたい設定でした。


日本においても長期金利がじわりじわりと上がってきており、インフレに転じています。

現金を持っていても、何もしなければ確実に価値が目減りしていく時代、
"何もしない事"がもっともリスクの高い状況に変わった、と言えるのではないかと思います。

当社は課題解決へのアイデアが枯れた事は今のところありません。
アイデアを実現するための限られたリソース:資金面や人的資源面、
四苦八苦しながらもコンセプトを持って行動しています。

支援頂いた資金を活用し、いかに早く成果となすか、将来への利益となるように体制づくりを進め、
社員への還元、納税という地域への貢献を目指します。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します!