株式会社タダノ・多田野宏一会長にご来訪いただきました!


9月11日、株式会社タダノ・多田野宏一会長にご来訪頂きました。

当社は社名に『ゲージ』と入っていますように、測定器/ゲージ(Gauge)の設計・製造が祖業です。

ですが今現在の主業は2本柱、
建設機械用油圧バルブの設計・製造
大型船舶用エンジン機器の製造

舶用エンジン機器についても、燃料制御系の油圧駆動ユニットをメインとしており、
当社は油圧バルブ屋であると言えます。


当社が油圧バルブ屋として確立できたのは、間違いなくタダノ社とのお取引があったからこそ、です。

タダノ様と当社とのお取引は、昭和42年12月スタートと聞いております。
祖業のゲージ製造で培った精密仕上げ技術を活かす先として、当時の先端技術であった油圧技術に着目し、
後発ながら、徐々に油圧機器の設計から請け負うように進化・発展してきました。
建設機械用油圧機器については、OEMながら、お客様仕様に合わせた当社の自社設計開発品を納めています。
建設機械の小型化・高圧化・複雑化に、当社も多少は貢献してきたのではなかろうかと自負しています。

油圧技術は成熟したものとなりつつあるように感じますが、バルブ構成部品の真円度、円筒度、同芯度
といった幾何公差の追求は今現在も続いております。

時代の変遷とともに、当社が取り扱う製品、問われる技術は変わろうかと思いますが、
これまでの経緯があって今があり、これまでの理解と感謝の上に、更にこれからを創出出来ればと思います。

多田野会長、お忙しいところ、ご来訪ありがとうございました。
今後ともご指導宜しくお願い致します。

株式会社森川ゲージ製作所
代表取締役 森川正英