株式会社タダノ様にて工場見学会を開催頂きました!


6月27日、株式会社タダノ様志度工場にて、ラフテレーンクレーン実機見学も含めた工場見学会を
開催頂きました!

タダノ様向け組立部門全員、設計・技術部門の若手中心に当社社員13名が参加させて頂きました。
大変お忙しい中、また、非常に暑い中、タダノ様品質管理グループの方には、資料作成や見学用実機の
ご準備はじめ、当日の見学会中も4名の方に付き添って頂き、丁寧にご案内・ご説明くださいました。
この場をお借りして御礼申し上げます。大変ありがとうございました。

当社が手掛けているのはクレーンを構成する油圧部品・ユニットであり、クレーンそのものを作って
いる訳ではありません。
当社製品は安全面・品質面・機能面、クレーン仕様上の重要部位を任されていると自負しています。
『重要部品だから確実な作業を』、『心を込めたものづくり』・・・言うは易しですが、当社内で当社製品
だけを見ていたのでは、体感としての”重要度合い”はなかなか伝わらないのではないか。
百聞は一見に如かず、実際に当社製品がクレーン実機に取り付いた様子を、特に知識・経験の浅い
若手に、見せて頂けないか、という当社のお願いに、快くお応えいただき今回の見学会は実現しました。

まず座学にて、クレーンについての原理原則(滑車の原理・パスカルの原理・てこの原理)、
ラフテレーンクレーンの構造、そして当社製作部品の実機使用部位・その役割・予見不具合事象の
ご説明を頂き、志度工場内のクレーン組立現場見学、完成実機車にてクレーン動作を見学しました。

見学会後、参加者から『怖くなった』という声を多く聞きました。
『怖さ』の中には、安全や品質上の『怖さ』と、お客様とFace to Faceで互いの顔が見えた関係・
その信用に応えなければならない『怖さ』、両方あったように思います。

信用をやりがいに。恥ずかしくない仕事を。

ものづくりは人づくり、マニュアル化された目の前の作業をこなすだけでなく、幅広い知識を持った
ものづくり人財の育成に注力していきたいと思います!

今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。