株式会社三井E&Sマシナリー様よりご視察来訪!


現在、当社主力事業の一つは大型舶用エンジン機器の製造です。
燃料制御系のユニット部品、過給機回りの部品など、エンジンスペックを左右しかねない高次の精度管理
品質管理を問われるものづくりをご依頼頂いています。そこにいくばくかの自負・プライドを持っています。

9月12日(月)午後、その国内トップシェアメーカー・株式会社三井E&Sマシナリー殿より
取締役執行役員CTO 調達本部長・堤広行様、加工部課長・宮崎様、調達部課長補佐・皐月様

3名にご来訪頂きました!(※調達部課長・浜田様にもお打合せ時にZOOM参加頂きました)
皆さまお忙しいところ、特に堤様におかれましては遠方よりのご来訪、心より御礼申し上げます。


大型舶用エンジン業界においては、従来の燃料油から『カーボンフリーな代替え燃料への転換』が大きな命題
です。コロナ禍に隠れてしまっていますが、水面下では大きな潮流となって動き始めていると認識しています。
当社においても、カーボンニュートラル社会に対応するための”事業の転換が迫られている状況”です。

代替燃料の転換シナリオ(MAN Energy Solutions社予測)では、燃料油は2029年をピークとし大きく減少見込み、
LNGが2030年代中頃までは増加傾向、LPGやエタンなどの需要も見込まれるが限定的、
2025年以降にはメタノール、2030年以降にはアンモニアが末広がりに増加、大きなウエートを持っていく、
と予測されています。技術的課題、開発要素も相まって、新型エンジンの開発競争となっています。


当社のコアコンピタンスは、ラッピング(鏡面仕上げ)を含む精密仕上げ技術です。
(※精密仕上げ技術をより活かすべく、近年その前工程である機械加工工程へ積極的に設備投資を
進めた結果、近年は機械加工だけの引き合いも増えてきております)

次世代エンジン、代替燃料への転換に、当社独自ノウハウである、ラッピングを始めとする精密仕上げ技術が
応用・展開出来るのではないか、将来の事業展開にアドバンテージと成り得るのではないかと期待しています。

『挑戦的な仕事は人を育てる』・・・
次代へとチャレンジすることで、当社社員および当社の成長を目指します。

今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します!