CNC旋盤とURロボットのワーク着脱
CNC旋盤にURロボットを組み合わせ、ワークの着脱を自動化したシステムです。
ロボットが繰り返し作業を担うことで、人手による段取り替えが不要となり、安定したサイクルタイムを維持できるようになりました。
その結果、省人化と生産効率の向上を同時に実現しています。

当社・森川ゲージ製作所と信⾕(のぶたに)機⼯様とは、信⾕機⼯様の前⾝である信⾕ヤスリ社の時代から、世代3代にわたる⻑いお付き合いがありました。互いに戦後広島から⾹川へ移り住んだという背景もあり、⾃然と深い信頼関係が築かれていったと聞いています。
今回、信⾕機⼯様の商社業務を引き継ぐこととなりました。当社ではその想いを尊重し、「信⾕課(のぶたにか)」として部署名に名を残す形で業務を継続していきます。
⼯作機械や切削⼯具・伝道機器等を扱う販売業界では、現場を理解し、提案ができる営業⼈材の減少が指摘されています。
モノづくり現場の無人化・自動化・生産性向上は、少子化、働き方改革の時代下の必須事項といえる状況ですが、そのモノづくり現場を⽀える販売店も、需要はあるにもかかわらず、担い⼿が不⾜しているのが実状です。
こうした中での当社の参⼊は、業界内でも新たな形・新たな取り組みではないかと考えています。
当社⾃⾝がモノづくり現場を持ち、日々、機械や工具の取捨選択、条件出しに頭を悩ますユーザーです。積極的に設備投資を⾏っている⽴場から、実際の使⽤感や各機種の特⻑・課題を理解した上での提案が出来るのではないか?
お客様の課題解決のお手伝いができる力量があるのか、正直もって未知数ではありますが、メーカーからの⼀⽅通⾏ではない、現場⽬線に⽴った営業活動は、稀有な存在、説得⼒あるアプローチとして⼤きな価値を持つのでは?と⾃負しています。

また、近年求められるコンプライアンス意識の⾼まりにより、従来の慣習や取引関係を⾒直したいというニーズも顕在化しています。当社の取り組みは、信⾕機⼯様、メーカー様、卸商社様、そして最終顧客の皆様、すべての方々にとってプラスとなる、新しいビジネスモデルの⼀つであると考えています。
三⽅良し、さらには四⽅良しの関係を築きながら、今後も業界の持続的な成⻑に貢献してまいります。
Our Commitment
どんな困難な課題にたいしても『できない』を前提にするのではなく、どうすれば『できる』のか、代替案はなにかを常に考え抜き、挑み続けることです。お客様の現場に寄り添い、課題の定義から要件設計、導⼊、定着まで伴⾛します。
「無理」を「やれる」に変えるのが、MGWの仕事です。
What We Strive to Achieve
森川ゲージ製作所自身、これまで信谷機工様の支援を頂きながら事業を行ってきました。
実際に製品を使用している『ユーザー』だからこそ、『仕上げのプロ』を自負する私たちだからこそ
提供できる形を模索しつつ、お客様にサービスを提供してまいります。



その他の取り扱い品目につきましては、お気軽にご相談ください。
Driving Your Success
私たちは、まだ商社としての第一歩を踏み出したばかりです。正直に言えば、「不慣れな中で本当にお客様の役に立てるのか?」という不安もあります。
しかしながら、改めて自分たちを見つめ直すと、長年にわたり加工や仕上げの現場に携わり、多くの課題を乗り越えてきた経験があることに気づきます。
今お客様が直面している課題は、かつて私たちが苦労しながら解決してきたものかもしれません。
たとえ明確な答えを持っていない課題であっても、現場で培ったユーザーならではの視点を活かし、「どう取り組むべきか」を共に考え、解決へ導けると信じています。
特に、工作機械、切削工具、検査・測定機器といった商品は、私たちにとって単なる取扱品ではなく、日々の現場を支えてきた大切なパートナーです。
その経験と視点を活かした、森川ゲージ製作所ならではのご提案を、ぜひお役立てください。
同じ製品をつくるにしても、アプローチの方法は様々です。せっかくなら、より生産性の高い方法を選びたいと思いませんか?
例えば、多面加工が可能なマシニングセンタは、その「使い方次第」で結果が大きく変わります。どのような治具を使うのか。
最適な加工プログラムはどう設計するのか。加工に合った工具を選べているか。工具寿命の管理は適切か。そして、加工中や加工後の測定はできているか。
これらの要素が組み合わさって、はじめて高い品質や効率につながります。
だからこそ必要なのは、単なる機械の導入ではなく、それを最大限に活かすための知恵と経験です。
加工の現場に「完璧」はありませんが、私たちの経験と視点で、お客様のものづくりをさらに前へ進めるお手伝いをいたします。
その取り組みをさらに進めれば、無人化・自動化という次のステージが見えてきます。
人の手で行ってきた作業をシステムや機械に委ねることで、長時間の安定稼働や省人化が実現し、競争力は大きく高まります。
これは単なる効率化ではなく、次世代のものづくりに向けた大きな挑戦です。
もちろん、その実現にはノウハウの蓄積や設備投資など、いくつかのステップが必要です。
ですが、私たち自身も今まさにその挑戦に取り組み、一歩ずつ進んでいます。お客様と共に歩み、未来を切り拓いていきたいと考えています。
CNC旋盤にURロボットを組み合わせ、ワークの着脱を自動化したシステムです。
ロボットが繰り返し作業を担うことで、人手による段取り替えが不要となり、安定したサイクルタイムを維持できるようになりました。
その結果、省人化と生産効率の向上を同時に実現しています。

パレットに治具と部品をセットして自動で搬送するシステムです。
複数台のマシニングセンタと連動させることで、24時間稼働が可能な生産体制を実現しました。
従来は機械を止めて行っていた段取り作業が外段取り化でき、稼働率を大きく高めています。

インデックステーブルを活用すれば、一度の段取りで複数面を加工できるようになります。
部品を付け替える手間が減ることで段取り時間が短縮されるだけでなく、ワークを動かさずに加工できるため位置ずれが仕上がりの精度も安定します。
さまざまな角度から加工できることでより複雑な形状にも対応できるようになり、私たちの現場でも実際に成果が上がっています。

※2営業日以内にご連絡します。
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