新規設備導入!

2024年1月22日(月)大安、気持ちの良い快晴の中、新規設備を搬入致しました!
松浦機械製作所製CUBLEX-63、当社初の同時5軸加工機になります。

・多品種少量生産ながら無人連続運転
・工程集約
・既存システム/既存機のバックUP,バイパス対応可能

同機をうまく活用出来れば、という仮定になりますが、
当社の課題を、従来とは違った切り口で、一石三鳥以上で解決し得る導入機になります。


そして、当社の目指す工場コンセプト
・少人数でも運営可能(サステナビリティ)
・工場機能の一部停滞があってもお客様生産ラインを止めない(ディペンダビリティ)
・短納期対応,瞬発的な増産対応(スケーラビリティ)

実状から理想へと、足りないピースを上手く埋めるものとして大いに期待してます。


とはいえ、違う機械、新しいやり方、目論見通りに活用するのは難しいものかと思います。

『険しい挑戦のあとには明るい未来がある』 ~モリス・チャン博士~

そう信じてトライ&エラー、ダイナミックに行動していきたいと思います!




2024年、明けましておめでとうございます!


2024年、新年明けましておめでとうございます。

今年は震災、航空機事故と波乱の幕開けとなりました。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

また、米国株市場においても波乱含みのスタートとなりました。

今年1年とか、目先の短期的な動向は、一瞬で大きく振れて
『見えない・読めない・分からない』 つくづく実感します。

当社は本日1月4日から稼働開始いたしました。
目先数年は分からなくとも、10年先に間違いなく起こる事に向けて行動する
を心掛け、粛々と活動して参ります。

本年も引き続き、宜しくお願い申し上げます。

株式会社森川ゲージ製作所
代表取締役 森川正英


昨年末、2023年12月27日の賞与支給式風景です。



本社A棟へ、恒温ブースを設置しました!


先月11月下旬に当社に搬入され、据付調整、操作指導を経て今月13日に引き渡しされております
新規3次元測定機:カールツァイス製CONTURA用の恒温ブースを設置いたしました!

ようやくカールツァイス3次元測定機のお家ができた訳ですが、3次元測定機自体も
搬入から立ち上げまでに約1ヶ月、そしてその性能を活かすための恒温ブースについても
搬入、組立調整、試運転を経ての引き渡しまで4日間を要す工事でした。

そこまで必要なんですか?と聞かれることもありますが、
結論的に言うと、必要です。

現状のレベルを維持するだけであれば必要ないのかもしれませんが、
より高精度のものづくりを追求していく上で、作れるかどうかは測れるかどうか
そして、より真の値に近い評価をする、また、”不確かさ”を抑えていくには、恒温環境も必須です。
目指すレベルに伴う道具や環境づくりが必要と考えております。

とはいえ、道具や環境は手段であって目的ではありません。
道具を使うのも人間です。

より良く活用できるよう、より幅広く高い次元の顧客要求に応えられるよう、習熟に励みます!


氷上工場(旧 本社)に本社移転のカンバンを取り付けました!


今年は暖冬ときいておりましたが、急激に冬らしく冷え込んできました。
2023年も残りわずか、いつの間にか年末感も出てきました。

12月20日、当社氷上工場の北面に、『当社本社移転』のカンバンを取り付けました。
当社ホームページへ誘導するQRコード付きです。

当社は1955年1月1日の創業、1971年9月1日の設立になりますが、
設立50年を迎える2021年1月1日より、本社住所を移転しております。
(創業から66年目、当社創業者の妻の名前:ロクエ、とも重なる機会を以っての移転)

旧本社である氷上工場は住宅地にあり拡張の余地が少ないこと、
当社は無人化自動化を志向しており、工場の夜間無人稼働も行っていますが
静粛な住宅地において近隣の方にご負担を掛けかねないこと、
幹線道路からの進入路が狭く大型車両の通行に支障があること、
立地的に分かりにくいこと、工場そのものも老朽化が目立ってきたこと・・・
複数の条件もあり、既に主な生産設備・機能は現本社へ移転しておりましたが、
正式に2021年1月1日より登記上の本社も移転しております。

曲がりなりにも企業として存続し、慣れ親しんだ創業の地を離れることは
我々社員にとっても不安のあるものでしたが、ご近隣の方にとっても
「最近、駐車場の車が減っているがどうしたの?」
「(氷上工場にある)桜の下で花見をしていたのに最近はどうしたの?」
等々ご心配くださる場合もありますので、この度ご案内を兼ね、カンバン設置致しました。

当社近況のほうですが、前期52期においては、当社過去最高売上を更新致しました。
脱炭素系業務の増加、将来へ向けたさらなる受注増をと、補助金等々の支援も頂きながら
昨年には新棟E棟も建築し、設備投資も重ねています。
新本社にて、元気に活動しております。

これまでご支援頂きました方々に心から感謝申し上げます。
今後とも引き続き、ご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます!


新規設備導入!



11月23日(祝木)勤労感謝の日、カールツァイス製3次元測定機 CONTURAを搬入しました!


これから約1ヶ月を掛け、据付調整・操作指導・恒温ブース設置、等々の工程、環境設定を経て、
ようやくの本格稼働スタートとなります。

今回導入機は、事業再構築補助金『グリーン成長枠』にてご支援頂きながらのものになります。

大型舶用エンジン業界では、カーボンニュートラルを実現するうえで
燃料油からメタノールやアンモニア、水素などガス燃料化が志向されています。
燃料弁や燃料ポンプ回り、過給機回りのパーツ・ユニットを扱う当社へのご依頼も
それに伴って、さらに高精度・厳重な品質管理を問うものになっています。

ラッピング(鏡面仕上げ)をはじめとする精密仕上げ技術をコアコンピタンスとする当社では、
『正しく良否判定できる=加工精度があがる』という考え方を持っています。

当社が高精度を追求していくうえで、作れるかどうかは測れるかどうか
市場から高い信頼を得ている精密測定機の導入や、寸法変化の少ない恒温環境の実現は必然です。

景気敏感とされる工作機械業界や建設機械業界では、大幅な調整局面と聞きますが、
5年先10年先、当社ビジョンを踏まえた将来への投資を着々と進めて参ります。

悲壮感はありません。 考えて考えて、選んだ道が正解となるように突っ走る! 
当社ご関係の皆様、今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します!


株式会社森川ゲージ製作所
代表取締役 森川正英