Human Engineering

~より良い企業市民を目指して~

創立以来、技術ひとすじに

当社は、昭和30年に各種ゲージ、治具、精密測定具の製作を目的に創業いたしました。以来、技術ひとすじに精密機械加工技術と流体工学の知識をもとに、油圧機器、舶用機器の設計製作分野へ業務をのばし、現在では株式会社タダノ、三井造船株式会社、川崎重工業株式会社、三菱重工業株式会社、日立エンジニアリングアンドサービス株式会社などから、その品質・性能を高く評価されるまでになりました。また、昭和59年には香川県産学官共同研究会のメンバーとして、新素材開発に参加しました。

高精度の追求

たゆまぬ技術の追求と蓄積がサブミクロン単位の精密高精度製品の加工・組立を可能にしています。モリカワ・ゲージ・ワークスでは、優れたエンジニア育成のために技能オリンピック競技大会への出場、技能士試験をはじめ各種資格取得へのチャレンジ、また資格取得奨励金システムなどを採用し、技術レベルの向上に全社をあげて取り組んでいます。 また、各種測定機器による分析、各工程での合理的な検査をはじめ、ロボットなどの最新設備の導入、そして研究開発から生産までの一貫体制を目指した工場システムの構築を計り、品質の極限に挑んでいます。

これから私たちができること

私たちは「ヒューマン・エンジニアリング]のコンセプトのもと、「生活を快適にする創造性豊かな商品づくり」を目標に、常に新しい技術・新しい製品の研究開発に力を注いでまいりました。また、技術の追求のみならず、設計からメンテナンスまで一貫したサービス体制を確立し、お客様の立場にたった企業活動を展開してきました。製品開発にあたっては分野にとらわれない自由な発想で、遠赤外放射を利用した食品加工機械や数々のアイデアを盛り込んだフレコン用コンテナなど、新しい技術・製品を生みだしました。また、自動車の中古ホイール付きタイヤを再利用した園芸用プランターなど、環境に配慮した製品の開発もおこなっています。
これからの研究開発において私たちは、環境破壊、省資源、省エネルギーなどの諸問題に真剣に取り組み、それを製品・サービスに反映させていくことが重要であると考えます。

社員の一員として

モリカワ・ゲージ・ワークスを支えるのは、なによりもまず「人」です。そして社会です。高齢者と若者、ハンディキャップを持つ人と健常者、そして異なる文化と価値観を持つ世界の人々で構成される社会では、共に励まし、助け合っていくことが基本です。例えば、外国からの研修員の受け入れや、技術者の派遣、そして指導などです。また、地域の子供たちのための教材の提供など、企業が地域になにができるか、また、なにをしなければならないかという視点も大切にしています。

豊富な知識で人生を豊かに

画一的な価値観から、個性化・多様化へと変化する時代にあって、より環境に適応し、挑戦する意識の触発を目的として、講師を招いてセミナーを開催、環境や健康、安全などをテーマにした研修も実施しています。
また、パーティーやイベント、海外社員研修旅行などを通して、様々な価値観に触れ、人間形成に役立てることができればと考えています。